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時をかける少女(角川・アニメDVD)

時をかける少女
 さて、「時をかける少女」アニメ版ですが、4月20日にDVDは手に入れたがうちの小さなテレビで見るよりは実家のそれなりにでかいテレビで見たほうがよかんべという事でさっきまで見ていました。

 「時をかける少女」というと原田知世版が強烈な印象を与えている訳なのですが、実は私は原田知世のレコードをダビングしてもらったテープを持っていながら映画を見ていないという「いかがなものか」という状態だったわけです。立川の某バーのマスターからは「(原田知世版を)見てから来て下さい」と半分出入り禁止をくらったこともあり(笑)見なければいけないと思ってはいるのですが。

 そうそうOHPでの紹介を見ると「君達のお父さん達が胸をときめかせた」(大意)とか書いていたりするんですが、ええ、そうですね「準備室」「ラベンダー」「失神」といえばそれ以外の何ものも指さないわけで(笑)。でも、確かに「君達のお父さん」で、おかしくない歳なんですよね。同期のお子さんは中学生だし…

 そういえば最初に見たのはもしかするとNHKのドラマだったかもしれません。少年ドラマシリーズは基本的に見ていたはずなので。でも、本当の所はどうだったかなあ(笑)

 さて、このDVDの話。本題です。

 

映画館での緊張感がない分、どんな雰囲気で見られるかと思っていましたが、違う見方にはならず、基本的に映画館で見た時の感想をそのまま踏襲した感じでした。本当は最初から飲みながら(というかかなり酔った状態で)見ようかと思っていたのですが、最後に缶ビールを一本飲んだくらいで、いや、実際は飲みながら見たらどうなるかというのを少し試したかったのですが(笑)。

 すみません。アニメ感想についてはストーリーのネタバレ等当然の如くありますので、よろしくお願いします。

 真琴は本当に全く色っぽくないですね、それに比べて妹は可愛いですね。冒頭のシーンが夢だったのはすっかり忘れていました。それにしても真琴の家は何か都内っぽくない雰囲気があります。いや、そうでもないのですかね。真琴の家は何か妙にジブリチックな感じもします。で、例の踏切。
 "Time waits for no one(ハァ?)"ってこんな最初の方で出てきていたんでしたね。すっかり忘れていましただな。で、例の準備室。最初に見たときはもっとホラーチックに展開するかと思っていました。そしてタイムリープ能力獲得のシーン。何か長閑な雰囲気があります。ピアノのBGMのせいだと思います。
 真琴の夏休みになったら三人で何かをしようってのは結局どっかではぐらかされる感じですな。で、例の踏切へ自転車で突っ込むシーンです。本来だったらえぐいシーンなんですよね。
 出ました。魔女おばさん。あっさりと色んな事を言う人なんですよね。でも原田知世とは雰囲気違うと思います。何となくですが、原田知世版のヒロインが大きくなっても彼女にはならない気がします。そして、魔女おばさんは意図的なタイムリープをやってみろと。うーん。それにしても真琴は騒がしい子だこと(笑)。
 いったんコツを掴めば(ごろごろ転がらないと本当にタイムリープが出来ないのか?本当はもっとスマートな方法があったのではないかという話も友人とはしましたが…)、何でもうまくいってしまうわけです。消火器の彼が後でいじめられる理由がそこにあったりしたのですか。あのカラオケは10時間くらいいたんですね。そうでした。このあたりは本当の馬鹿女ですねえ。はあ。そういえば千昭が歌っていた歌って何なんでしょう?"Time waits for no one"と言えば私はローリングストーンズのそれしか知らないのですが。さて、話は続いていきます。忘れていました。そういえば一人真琴と一緒にいたお友達がいたわけですね。あまり気づかなかった。いや、何となく真琴は千昭と功介の二人としか付き合いがない印象だったのでちょいと意外でした。でも、後で友梨の気持ちについては分りますが、友梨も千昭目当てで真琴と付き合っていたのかもという疑念もあります(笑)。
 魔女おばさんはタイムリープの能力の使い道については何も気にしていない様です。というか大した事に使っていないと言い切るのは彼女らしいと思います。とはいえ、釘を刺すのも忘れませんが。
 それにしても功介が告白されてそれを断ったシーンのやり取りは結構面白いですね。このあたりは見ている方からすれば「永遠はないよ」なんだと思います。さて、真琴は告白されて戸惑っています。苦手なんですね。本当にすごい顔で驚いている。もし、過去へ戻れなかったらどうしたんでしょうね。先に知ってるから逃げ回る。うん、俺も魔女おばさんと同意見で付き合っちゃえばいいじゃないか、失敗すればやり直せばいいと思うのですが、そうはならない訳ですね。微妙なお年頃だ。さて、千昭も悩む。悩むよな。出した結論は友梨が千昭と付き合うという事でした。真琴は同性の友達がいないタイプですね。一人になっちゃいました。千昭は助かったけど友梨が怪我をしました。「なんとかするよ」というセリフは無責任といえば無責任ですね。いえ、言った当人は(その後でもそれを口にしますが、)真剣なんでしょうが、見ている側からすればハラハラします。それにしても頬に当たった球痛そうですね。そして、功介のセリフって案外きついですね。
 さて、また魔女おばさんの所へ行きますが、魔女おばさんは一枚の絵について真琴にその絵が描かれた時代のことの話をします。本当はこの絵が描かれたのは何百年も後の時代と言いたかったのではないか?と友人と見たときにも可能性としてそれもあるのではないかという結論になったのですが、どうなのでしょう。また、魔女おばさんが「時をかける少女」だった時に託されて今に伝えた、あるいは千昭に伝えたかったものなのでしょうか。
 それにしても学校のシーンはとてつもなくいいと思います。ボランティア部の後輩二人は面白い動きをしますね。で、後輩ちゃんの恋を何とかするために真琴は走って転げるわけです。
 さて、後輩ちゃんと功介をうまく引き合わせた訳で真琴は実にいい気分な訳なのですが、で、その後があれな訳なのですね。それにしても科学準備室ってこんなに色鮮やかだったかな。さて、功介が真琴の自転車を借りて二人で帰ります。これについては何が起きるのかを真琴が知っているという恐怖は感じられます。でも、何もありませんでした。自転車の二人は踏切にはいません。そう、このシーンは初見の時は見ているこっちも拍子抜けしたのでした。さて、携帯電話がかかってきて、千昭のタイムリープについての質問は告白される以上にものすごい動揺を呼んでいます。さて、踏切へ続く坂についてはちょっとずれたのですよね。実は。恐ろしいことが起きるのを知っているという事です。これからだったのかと。彼女も功介達の自転車を止めようとして、思い切りこけて青あざまできていますが、それ以上の悲劇は…起きなかったのでした。
 さて時間は止まりました。時間が止まった光景はきれいだと思います。千昭はあの魔女おばさんが修復していた絵を何のために見たいと思ってきたのでしょう。その上、戻れないから、見たということに意味がなくなってしまったという事になりました。そして、一度過去の人にタイムリープについてしゃべってしまったペナルティとして、消えると。そして、千昭が消えて時間は動き出します。
 魔女おばさんはとてつもなく残酷で優しい人の様な気がします。そして、真琴は魔女おばさんが言う様に走って迎えに行くタイプですね。もう一回走ってタイムリープが可能なのでした。友梨に千昭が好きだと宣言し、功介にはボランティア部の後輩達を引き合わせます。友梨が言った"Time waits for no one"はもう真琴の中では分かっているんですよね。真琴はタイムリープの能力を使う事によって同じ時間の中で何度も違う事をやってみる事によって彼女にとっての最善が分ったのだと思います。
 さて、千昭もタイムリープについて真琴に話をしてしまった事について頭を抱えているのですが、いい意味でこのシーンのやり取りには苦笑いしてしまいます。そして、河原で真琴に別れ際に「飛び出して怪我とかするなよ」。笑えます。彼女の期待をぶち壊しですもの。そして、彼女はエンエンと泣いて、でも千昭は大事な事を伝えるために戻ってきます。「未来で待っている」という千昭に対して「すぐ行く、走っていく」。このセリフは本当にいいです。未来に向かって「すぐ行く、走っていく」と言えるのってなんて素晴らしいんでしょう。彼女らしい、逆に言えば魔女おばさんには言えないセリフだったのだと思います。そして、空は青く、雲は白いのです。今の私には「で、冷えたビール」なのですが…そうじゃなかった過去があったのですよね。いや、「女の子には…」ではなく、ま、そこまで大げさではなくても自分にもそんな時代があったのだと思います。

 真琴=のび太君説がありますが、バカさ加減はそうかもしれないですけど、さすがに完結するストーリーのヒロインという事だけあって自分の中でちゃんとした結論を出します。それにしても色気はないですが、彼女は全体的な表情が豊かですね。さて、この先、未来へ向かって走っていくと決意した真琴が一層他の女子から孤立しないのかというのがかなり心配です。
 自分としては2回目、そしてリラックスした環境で見たわけですが、やはり楽しめました。私が好きだったのは学校の中の映像の細かいところにリアリティを感じるわけです(「業者テスト」とか各予備校の模試の日程とか)。こういったあたりは深夜アニメでも応用してみたりすれば、がらっとリアリティがアップする部分だと思うのですけどねえ。実はゴールデンウィークに入るまでは最初から飲みながら観ようと思っていたのですが、そうだったらもしかすると、後半、特に時間が止まった中で千昭と国立博物館を歩くシーンや夕日の中での河原のサイクリングロードでのお別れのシーンとかでほろっといっていたかもしれません。じわっとはしたのですけど(笑)

 それにしても、まだ本編だけしか見ていないわけで、特典映像がDVD2枚分あるんですが、どうしましょう(^^;そして、公式を見てびっくり。まだ上映しているところあるんですね…。

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