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D.C.ダ・カーポDVD4巻

 4巻買いました…まさかこのアニメの放映開始時点でDVDまで買うとは思ってなかった…。途中まで(それこそ後半の途中までか)流してみていたんだよな。
 このアニメに惹かれたのは眞子ちゃんの話だったり、純一にじゃれつくさくらを見て愕然とする音夢の表情のあたり、そしてキャラクターパートだったりする。そして、あの互いを曝け出した音夢とさくらの二人の姿(20話)とか。でも友人いわく「トラウマ」になるほどとは。

21話「さくらの決心」
「がんばらなくてもいいんです。」
「魔法はいつか解けるものですから。」
 頼子さんの言葉・・・それは見ている視聴者の気持ちだろう。
 この話のさくらってとても可愛らしい優等生の女の子なんだよね。これで終わらなかったのがこのアニメの凄み。エンディング(存在)が変わったときの衝撃。二人の関係…Friend or Foe?

22話「すてきな思い出」
 朝っぱらからカレーか、頼子さんなんだな。そう思った。気づけよ俺。お給料はデート。夜の学校で、穏やかで楽しく、幸せそうな表情を見せる頼子さん。そして健気なんだよね。最後まで。だから。最後に彼女の夢がかなう。舞い散ったさくらの花びらを見て喜ぶ彼女の表情。あの青空は彼女と美咲が真に望んでいる世界。「カレーは…」どうして笑ってるんだよ。

 桜吹雪が舞う度に彼女との別れを感じ、切なくなっていった。これ以上何かを書く必要もあるまい。

23話「素顔の告白」
 ことりは割を食ったんだよね。美春さんと違う意味で。さくらと音夢の関係で言えば第三の道ということで、ゲームだとことりはとても魅力的なキャラだったわけなのだが。マルチエンディングというかストーリーにプレイヤーの意思(選択)を反映できるゲームとそうではないアニメの違いか。そういえば萌先輩も原作をやればそんな能天気なキャラじゃない、悲しいキャラなのだが、アニメでは音夢の親友の眞子のナイスバディなお姉さんという位置が得られたか。だがことりの場合は関係が希薄な分、眞子の様に音夢の親友という位置でのストーリー展開もとれない。まあ、仕方ないのだが(第3の道なのだから)。実際にゲームをアニメ化した時にどの人気キャラも立てようとして、結局散漫になるというのに比べてこのアニメは音夢とさくらの関係で話を進めて、それがうまく行ったわけだが、その中での犠牲者とも言えるか。

24話「記憶の扉」
 美春さん。とても好き。バカかもしれないけど(な、わけないんだけど)。自分(ロボとしての)の夢を告げてそれを否定されて顔を覆う彼女。ここまで能天気で音夢と純一のためにかいがいしく働いてきた彼女の真摯な願いを叶えてもよかったのではないかとも思うが、無論、逆に純一は美春を気遣っていたのも分るのだが。ゲーム版の方がラストはきれいだったかも。頼子さんの様な余韻がなく、最終章へ突っ込んでいく。もう少し美春を感じさせて欲しかった。いや、美春らしいといえばそうなのかもしれないけど。また桜が咲き始めたのを彼女の最終回のエンディングに持ってくるとはね。もう少し余韻を残して欲しかった。

25話「壊れゆく心」
 音夢の夢が怖い。あれはさくらの本心を映し出した夢でもあろうし、音夢がさくらに感じている気持ちでもあるのだろうな。夢から醒めた後のシーンでさくらが努めて明るい表情を見せるのも哀れだ。音夢とさくらの二人が抱き合うシーンが新EDとつながる感じがする。A foe is a friend.We are all equal.似た者同士。アニメとしての表情。そして中の人ね。すごいと思う。小首を傾げて青い目を見開きながら涙を流し、扉の向こうに語りかけるシーンといい、眞子に音夢の状態を聞かされて、後ずさりする時のさくらの表情が…すごい。EDのさくらと音夢は手を握り合っていても力が入っていない。お互いを罵りあい、泣き疲れてお互い以外に他にすがるものがないという事か。そういえば杉並と眞子ちゃんだけで話を作っても面白いのではないかな。杉並の勘のよさは色々とね(無論、サブストーリー的なものになると思うが)。杉並も眞子もある意味でメインストーリーで生きるサブキャラなんだよね。
 それにしてもさくらの衣装は力が入ってるな。ほとんど寝巻きの音夢とは大違いだ(笑)

26話「最終回」
 システムのオーナー。最初に見たときは冒頭で新EDが流れ、悄然としたさくらが街をさまようシーンが挿入されて衝撃を受けたんだっけ。25話と26話のさくらの鬼気迫る表情とセリフ。白い服に赤い肩掛けを羽織った彼女。さくらは本心で音夢と純一の記憶のリセットを願い、音夢は作り上げたものを守りたかった。自分を守るためのシステムと対峙する無力。自分を汚いと言ってしまう悲しさ。本当は彼女の悪意から生まれたわけではないのに。宮崎監督だからなのかな。ここまで女の子を汚く、必死な表情と声で描けるなんて。映画版エヴァのアスカちゃんの表情と違う意味を持つが同じ様に訴えるものがある。大事な人を思いやる気持ちとの葛藤か、自分のために解放したのかは違いとして。どちらも生き生きとした感じがする。考えてみれば頼子さんのエンディングは大好きな純一の穏やかな日常を守ってあげたいというさくらの気持ちであり、美春のエンディングは自分の思い出を大切にしたいというもう一つのさくらの気持ちとクロスオーバーする、そんな意味があったのかもしれない。エンディングはあれはあれで良かったな。さくらは微笑みながら去っていったのか?(あの青い目を見開いて涙を流している気がしないのでもないのだが…)もし、第2期があるなら絶対みっくんはちゃんと出して欲しい。ともちゃんも。

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